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「観たいのに観れなかった映画賞」投票開始のお知らせ

◆swfi主催「観たいのに観れなかった映画賞~いやぁ、時間がなくて~」MME賞

映像業界で働く女性で作る映画賞

◆開催趣旨
2023年もあっという間に2月に入りました。世間では、様々な映画賞が開催される時期ですが、現場や仕上げなど、映像作品作りで忙しい方は、映画賞はどのくらい、意識しているでしょうか?

アカデミー賞最優秀作品賞ノミネートと聞くと、きっといい映画なんだろうな、観たいな、と自然に思ったりするわけですが、いやいやその前にあの映画観たいし、あれも観なくちゃ、とリストばかり伸びていく・・・
自分が携わった作品が賞をもらえば、それはもちろん嬉しいのですが、監督や各パートのトップや、主演クラスの俳優でなければ、なかなか実感が湧かないのではないでしょうか。自分が参加した作品が映画祭に出品されていると聞いても、その映画祭に行くこともなければ、どんな方が審査をしているのかを調べる余裕ももちろんない毎日。とにかく映画を観る時間がない!という方は多いのはないでしょうか?

また、いくつかの団体が実施した、さまざまな映画祭、映画賞での受賞者や審査員のジェンダーバランスの調査では、女性の割合が少ないと指摘されていたりしますが、そういった調査結果について、そもそも調査自体について、現場の最前線にいる女性スタッフ、キャストへは情報が行き届かない現状もあるのでは、と思います。

そこで、swfiは考えました。現場で忙しい女性たちが当事者になれる、投票できる賞ってどんなものだろう?女性スタッフやキャストみんなが投票できる映画賞を作りたい!
だけど、そもそも選べるほどたくさんの映画見てないし・・・。
でも、忙しくて観に行く時間がない、それが映像業界でのリアルなのだとしたら、そんな状況でも映像業界で働く女性が投票できる映画賞を作ったらいいのでは?
ということで『観たいのに観れなかった映画賞~いやぁ、時間がなくて~』という賞を開催することにしました。
観たいのに観れなかった作品ならたくさんある!

映画が好きで業界に入ったのに仕事に追われ、映画が観れなくなる、という状況はおかしいと思いつつも、たまの休みはひたすら寝たいので、映画館に足を運ぶ体力は残っていない、、子育て中や、介護中の業界人となるとさらに、映画館に行く時間はなかなか見つけられません。
そんな女性業界人たちが選ぶ、第1回『観たいのに観れなかった映画賞~いやぁ、時間がなくて~』
沢山の女性たちが「劇場で観たい!!」と強く思っていた映画はどの作品なのでしょうか?ぜひ、この賞を楽しんでもらえたらと思います。
1番投票の多かった作品の制作者の方には、記念品を贈呈させていただく予定です!

◆MME賞への参加方法
映像業界で働く性自認が女性の方であれば、キャストスタッフどなたでも投票していただけます。
プリプロから撮影現場、ポスプロ、配給宣伝、現場に出ない制作会社や専門会社のスタッフの方など映像業界全般で働く女性の方、妊娠、子育て中などで一時お休み中の方もぜひご参加ください。
下記投票フォームより、必要事項をご記入の上、「劇場で観たかったのに観れなかった映画」を選択(複数回答可)し、投票をお願いいたします。

投票期間:2023年2月4日(土)~2023年2月19日(日)
投票フォーム:https://forms.gle/8pf7DU1CiAaEvad1A

注意事項
・今回は、2022年1月1日〜12月31日に公開された日本映画(実写・アニメーション)からお選びください。
・「劇場で観たかったのに観れなかった映画」をお選びください。(複数回答可)
・リストは644本の映画タイトルが数字、A~Z、あいうえお順で一覧になっています。長いリストになりますので、お使いの端末や通信状況によりリストが読み込めない場合があります。読み込めない方はinfo@swfi-jp.orgまでご連絡ください。リストを別途お送りさせていただくなど、対応させていただきます。

swfiでは、映像業界で働く人が、観たい映画を何本でも映画館で観れるような労働環境へと変わる未来を目指して、この『観たいのに観れなかった映画賞』がなくなることを目標としています。

主催団体:NPO法人映画業界で働く女性を守る会(swfi)