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MME賞プレスリリースを公開しました

◆2月開催「第1回 観たいのに観れなかった映画賞」投票結果発表にむけてプレスリリースを公開

子供を育てながら働ける映像業界を目指し、業界全体の労働環境の改善に取り組む特定非営利活動法人映画業界で働く女性を守る会(swfi https://swfi-jp.org/)では、映画、ドラマ、TV番組全般に携わる仕事をしている性自認が女性の方が当事者となって作りあげる映画賞、第1回「観たいのに観れなかった映画賞~いやぁ、時間がなくて~」を開催し、62名の方からの投票を頂きました。

その投票結果をまとめた投票結果報告書を、3月20日(月)に発表いたします。
ぜひ、投票してくださった方、今現在映像業界で働いている方、映画の制作環境に興味を持ってくださっている方に、投票結果報告書をご覧いただけると幸いです。
なお、この映画賞は授賞式は開催しませんが、上位作品への賞のお渡しを企画しております。
つきましてはプレスリリースを作成いたしましたので公開いたします。

■プレスリリースはこちら

報道関係者の方々には、是非ご取材いただけると幸いです。

◆映画賞開催の背景

毎年、国外問わずさまざまな映画祭、映画賞が開催されますが、映画やドラマの制作に携わる人にとっては、日々の業務で忙しく、当事者意識を持っていない場合が多い現状があります。
映画が好きで、映像業界に入ったのに、そういった楽しみであるはずの映画祭、映画賞を当事者として関わることができない。この映画賞は、「映画やテレビ等、映像制作に携わる仕事をしている女性が当事者になれる、楽しめる映画賞を作りたい」という思いで、今までなかった「映像業界で働く当事者たちで作り上げる映画賞」として企画しました。
また、昨今の映画賞の受賞者や審査員のジェンダーバランス調査では、女性の割合が少ないと指摘されていたりしますが、そういった調査結果について、そもそも調査自体について、現場の最前線にいる女性スタッフ、キャストへは情報が行き届かない現状があります。
そこで、swfiでは日々の業務で忙しく、劇場に映画を観に行く時間がない女性たちが当事者になれる映画賞として、「観たいのに観れなかった映画賞」を開催いたしました。
映画が好きで業界に入ったのに、休みもなく映画をみに行く時間、気力もない、という状況に陥っているのは、健全なことなのか?という疑問を改めて一人一人に考えてもらうきっかけになれば、そしてその意識が、一人一人の労働環境の改善につながればと考えます。
この映画賞を開催することが、少しずつ意識や環境の改善に繋がり、映像業界で働く人が、観たい映画を何本でも映画館で観れるような労働環境へと変わる未来を目指して、この『観たいのに観れなかった映画賞』がなくなることを目標としています。

(観たいのに劇場に観に行けなかった悔しさを表すため、協議の結果「ら」ぬき言葉である「観れなかった」を使用しています。)

◆観たいのに観れなかった映画賞概要

映画賞主催団体:NPO法人映画業界で働く女性を守る会(swfi)
映画賞タイトル:観たいのに観れなかった映画賞~いやぁ、時間がなくて~
投票資格:映画、ドラマ、TV番組全般(現場、仕上げ、配給、宣伝等すべて)に携わる仕事をしている性自認が女性の方(スタッフ、出演者含む)。年齢問わず。
投票手法:インターネット投票(Googleフォーム)
2022年1月1日〜12月31日に公開された日本映画(実写・アニメーション)から「劇場で観たかったのに観れなかった映画」を選択して投票(複数回答可)
投票期間:2023年2月4日~2月19日
設問数:全6問 回答時間平均3~6分
投票数:62名
SNSハッシュタグ:#MME賞 #映像業界で働く女性で作る映画賞