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第2回「観たいのに観れなかった映画賞」投票開始のお知らせ

◆swfi主催 第2回「観たいのに観れなかった映画賞~いやぁ、時間がなくて~」MME賞

映像業界で働く女性で作る映画賞

第2回MME賞、本日より投票スタートいたします!

◆開催趣旨
2024年も様々な映画祭が開催される時期となりましたが、映像制作の中心にいる業界人にとっては、実はあまり身近なイベントではないのではないでしょうか?

自分が携わった作品が授賞式で表彰されている時には別の作品の撮影中、忙しくて喜ぶ余裕もないというのはよくあることですし、映画賞の授賞式に出る立場でなかったり、賞の部門にない部署だったりするスタッフたちにとっては、自分事として捉えられないという気持ちもあるかもしれません。

そもそも受賞作品をひとつも観られていないこともありますよね。定時も休みもなく働いていると、自分の携わった作品の初号にさえ行けないこともあるのに、映画館に行く時間を確保することは難しい。長時間労働に加え子育てや介護を担っている方なら、なおさらそのような状況に置かれているのではないかと思います。

映画が好きで業界に入ったはずなのに、全然映画を観られていないという矛盾に疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

また、さまざまな映画祭、映画賞での受賞者や審査員のジェンダーバランス調査では、女性の割合が少ないと指摘されていたりしますが、そういった調査結果について、そもそも調査自体について、現場の最前線にいる女性スタッフ、キャストへは情報が行き届かない現状もあるのでは、と思います。

映画を観る時間もなく、映画賞もどこか遠い話、映画賞のジェンダーバランスでも少数側である女性たちが、当事者として参加できる映画賞を作りたい!
そんな想いで昨年からスタートしたのがこの「観たいのに観れなかった映画賞~いやぁ、時間がなくて~」MME賞です!

第1回の1位は早川千絵監督「PLAN75」でした!→レポートはコチラ

1本でも「観たいのに観れなかった」映画がある女性業界人の方はぜひご参加ください!
日々の慌ただしさの中で忘れかけていた、観たかったあの作品たちを思い出しながら投票してみてください。
2022年より本数の増えた2023年公開の日本映画、業界で働く女性たちが劇場で観たいと思っていたのはどの作品なのでしょうか?ぜひ一緒に楽しんでもらえたらと思います!
1番投票の多かった作品の制作者の方には、記念品を贈呈させていただく予定です!

◆MME賞への参加方法

映像業界で働く性自認が女性の方であれば、キャストスタッフどなたでも投票していただけます。
プリプロから撮影現場、ポスプロ、配給宣伝、劇場関連で働く方や現場に出ない制作会社や専門会社のスタッフの方など映像業界全般で働く女性の方、妊娠、子育て中などで一時お休み中の方もぜひご参加ください。
下記投票フォームより、必要事項をご記入の上、「劇場で観たかったのに観れなかった映画」を選択(複数回答可)し、投票をお願いいたします。

投票期間:2024年2月7日(水)~2024年2月21日(水)
投票フォーム:
https://forms.gle/Jdqu5a6eiT1CN7j88
注意事項
・今回は、2023年1月1日〜12月31日に公開された日本映画(実写・アニメーション)からお選びください。
・「劇場で観たかったのに観れなかった映画」をお選びください。(複数回答可)
・リストは665本の映画タイトルが数字、A~Z、あいうえお順で一覧になっています。長いリストになりますので、お使いの端末や通信状況によりリストが読み込めない場合があります。読み込めない方はinfo@swfi-jp.orgまでご連絡ください。リストを別途お送りさせていただくなど、対応させていただきます。

swfiでは、映像業界で働く人が、観たい映画を何本でも映画館で観れるような労働環境へと変わる未来を目指して、この『観たいのに観れなかった映画賞』がなくなることを目標としています。

主催団体:NPO法人映画業界で働く女性を守る会(swfi)